練習でとても大切なこと

こんにちは!!

めっきり春めいてきまして、過ごしやすい季節になってきましたね🌸
鼻や目はなんだかムズムズしますが、歌いたいな〜って気持ちが盛り上がってくる感じがして私はルンルンです☆

 

さて、今日は発声訓練を行う上でとても大切なことについて話したいと思います。
これは意外にみなさんめちゃくちゃ蔑ろにしていることだと思います。
というかそんなこと考えたことなかったという方も多いのではないでしょうか。

それは、ズバリ、、、

「(発声する前に)頭でイメージした音を、的確に再現できているか」

これがめちゃくちゃ大事です!!!

何度でも言います、

めちゃくちゃ大事です!!!

よくある状態が、発声してから調整したり、あれ,なんか違ったな〜と気づいてもう一回出す、です。
これでは全く脳と喉の動きがつながっていません。

歌をはじめあらゆる芸能は、100分の1、1000分の1秒の世界です。
一挙手一投足に神経が行き渡っていなければなりません。

声の出だしが、音程がフラットやシャープしてしまったり、音色の雰囲気が異なっていたり、タイミングがずれる、など練習中に見られるこれらはパフォーマンスの現場では問題外です。
なので練習とはいえ、流れではなく、的確に声を出すという神経を養わなければ使える声には育ちません。

私も昔先生によく言われました。「やり直さない!やり直さない!」と。
なぜやり直してしまうのか、それは、脳内に声(音)をきちんと描けていないということ、そしてその描いたイメージと喉をつなげる訓練が足りないということです。
あまりにも適当に発声しているということですね。

みなさんはどういう声をこれから出すんだと毎回ハッキリと脳内に描いてから発声していますか?
案外適当ではありませんか〜??

歌唱練習をしていても、どういう声で歌いたいの?と聞いても答えられない人が結構います。
気持ちののった声なんてその時々で変わるものだし作ったり考えたりするのはナンセンスだと思うかもしれませんが、
それはただの行き当たりばったりなだけで、なんの訓練にもなっていません。

喉の能力というのは、いつでもパッとできる瞬発力と、何度でも同じものが出せる再現力が大事です。
それを養うためにも、「脳内に描いてから出す」、これが基本になります。

イメージとかいうと、嫌悪感を示す方もいらっしゃいますが、脳内にイメージできない音は決して発声することはできません。

「こういう声(音)を出すんだ」と頭にイメージを浮かべてから常に発声するよう心がけてみてください。

それだけれ練習の質は格段に上がります。

とにかく一つ一つの発声に神経を研ぎ澄まして出すことです。
初めのうちはめちゃくちゃ時間がかかります。疲れます。何度やっても上手くいかないと思います。
そういうものです。そういう過程が大切です。

「イメージしてから出す、イメージしてから出す」

これを緊張感を持って行う。
そんな長い時間でなくても大丈夫です。人間の耳に集中は7,8分と言われています。
短い時間でかまわないので、集中して出す、集中して出す、を繰り返してみてください。

それを繰り返していくうちに、あなたの脳と喉頭のネットワークが再生され自由な喉が形成されていきます。

では、今日もおもしろがって声という大海を泳ぎ回りましょう!!

 

 

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