ミックスボイスを目指している方へ
こんにちは!(*´∀`)♪
新宿・千歳鳥山のボイストレーニング教室のKayoko Voice LabのKayokoです。
さて、今日はまたミックスボイスについてチラリ書きます。
IT革命が起きて以降、情報の格差がなくなり、誰でも調べればある程度の知識が得られる時代になりました。
この数カ月でさらにさらにYouTubeが盛り上がりを見せていますね。
ボイストレーニングに関する動画もたくさんありますね。
こんなにも多くの人が歌うことに注目しているんだな〜と勝手にルンルン♪としております。
その中でも、圧倒的にミックスボイスに関する動画が多く、かつ再生回数も多いですね。
みんな大好き、「ミックスボイス」
これは本当に大層なシロモノです。
軽い気持ちで足を踏み入れたら痛い目みまっせ、と私個人的には思っています。
ボイストレーニングの集大成みたいなレベルのところであり、
高尾山(東京都八王子)しか登ったことない人がエベレストにいきなり挑む、みたいな感じでしょうか。
もちろん挑んでいって全然大丈夫です!
私も生徒さんにトライしてもらっています。
ただ、歌の中で活かせる、自分の望んだ声として、使えるミックスボイスにするのは結構大変です。
その「使えるミックスボイス」にするためのチェック項目を2つあげておこうと思います。
チェック①
そもそも、自分がほしい音の高さで純度の高い裏声があり、さらに強さとナビキ、持続力があるか?
チェック②
換声点付近(E4)で、超レベルの高いメッサディボーチェができるか?
せめてこの2項目がへのへのかっぱ的に常時できていないと歌に活かせるミックスボイスは難しいのではないかなというのが私の考えです。(体験談です)
ミックスボイスをゲットしたい!!という方が本当に多いですが、(もちろん私も真ミックスボイスができるようになりたいです)そういう声を作り上げる前段階の準備に目がいかない方が多そうなので、ちょっと書いてみました。
(YouTubeの動画は”こういう前段階は踏まえまして”な感じの動画が多いなと思ったので、その抜けていることに気がづかず独学をする方がいるとしたら危ないなと思って書きました。)
ミックスボイスを目指すことはいいことです!!
ただちょっと危ないかもなと感じることがあるとすれば、
声のあらゆる可能性、つまり裏声と地声の無限のバリエーションを作り出す能力を喪失してしまうことがあるのではないか
と思っていす。
ご自身の喉と相談しながらやっていってくださいね!!!